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【FAQ】ベンチモードとシーケンスモードの測定結果の違い

投稿:QS  
絞り込み条件:【記入者】コーンズテクノロジー
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皆さんこんにちは!

コーンズテクノロジーのQSです。


今回はよく頂く質問で「ベンチモードとシーケンスモードの測定結果の違い」についてご紹介させて頂きます。

A:

ベンチモードとシーケンスモードは、基本的にオーディオサンプルを異なる方法で処理します。シーケンスモードでは、ほとんどのオーディオ測定は周波数領域処理(周波数ドメイン)の結果です。つまり、オーディオデータが取得され、フーリエ変換が適用され、FFTビンを適切に合計および除算することによって結果が抽出されます。

ベンチモードでは、オーディオ測定は通常、時間領域アルゴリズム(タイムドメイン)の結果です。つまり、アナライザーのアナログ/デジタルコンバーターからの生の瞬間オーディオサンプルに対して計算が実行されます。


基礎となる信号処理におけるこの根本的な違いにより、測定がベンチモードで行われたかシーケンスモードで行われたかによって、測定結果がわずかに異なる場合があります。どちらの結果も必ずしも正しいか間違っているかではなく、基本的な信号処理の微妙な違いが明らかになります。


上記情報が皆様のお役に立てると幸いです。

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