【FAQ】PESQ/POLQAのセットアップ方法
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皆さんこんにちは!コーンズテクノロジーのQSです。
今回はよく弊社の方に頂く質問「PESQ/POLQAのセットアップ方法」についてご紹介致します。
A:
APxシリーズのPESQ/POLQA測定では音声サンプル信号を使用します。被測定対象物(DUT)を通過することによって劣化した音声信号と基準となるオリジナルの音声信号を比較して、MOS(Mean Opinion Score)が求められます。 下記の3通りのセットアップがあります。
閉ループ(Closed-Loop)測定
APxシリーズより音声サンプル信号を出力し、DUTを通過した信号を取得して解析します。APx500ソフトウェアのSignal Path Setupにおいて、DUTに接続するためにAPxのOutput/Input Configurationを設定します。
開ループ(Open-Loop)測定
DUTから出力された音声サンプル信号を取得して解析します。DUTはプレーヤーまたは音声信号を出力可能なレシーバーです。APxのGeneratorは使用しません。Signal Path Setupにおいて、Output Configuration: Connectorで”None (External)”を選択します。なお、DUTから出力される音声信号は、PESQまたはPOLQAの測定アイテムにおいて、Signal Acquisition and Analysis: Reference Signalで設定された音声サンプルと一致している必要があります。
ファイル解析
ファイル(.wav)を再生して解析します。APxのGeneratorは使用しません。Signal Path Setupにおいて、Input Configuration: Connectorで”File”を選択します。
- PESQ測定には、ソフトウェアオプションAPX-SW-PESQが必要です。
- POLQA測定には、ソフトウェアオプションAPX-SW-POLQA2が必要です。
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